世界一貧しく世界一富んだ心の大統領 ホセ・ムスカ大統領

こんにちは。初めて泣いた映画はドラえもん。アンジーです。

今回はフィリピンには関係ないですがすごく興味を引かれたので紹介していきます。

先日ふとテレビを見ていてある国の大統領の特番をやっていて普段テレビを観ないアンジーが見入ってしまった。

その大統領は世界一貧しい大統領として紹介されていた。

ウルグアイのホセムヒカ元大統領である。

以前に彼のことは聞いたことがあった。確かフィリピンのドゥテルテ大統領を調べていた時だった。

その時は特に特別な感情は抱かなかったが今回の特集で久々に心を動かされた。

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ムヒカ大統領の人物像

国民と同じ目線に立つ大統領

ムヒカ大統領は国民の意見をより理解するために給料の9割近くを国に寄付し、一般人と同じ水準で生活することを選んだ。

ムヒカ大統領は「自分が大統領官邸に住むと、42人の職員達に給料を支払うことになってしまう。それなら学校建設のために経費を使いたい」と言い郊外にある農家の家に住んでいた。

さらに所持している車は日本円で18万円相当のボロ車でアラブの大富豪の100万ドルで買い取りたいという提案にもきっぱりと断ってしまった。

大統領ともなれば当然命を狙われる可能性もある。こんな選択は簡単にできることではない。

ムヒカ大統領の様々な名言

ムヒカ大統領の発言はよく名言と呼ばれる。それらはムヒカ大統領の心を映す言葉達なのだと思う。

1.「ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てばこの惑星はどうなるのでしょうか。

 息するための酸素がどれくらい残るのでしょうか。同じ質問を別の言い方ですると、西洋の富裕社会が持つ同じ傲慢な消費を世界の70億〜80億人の人ができるほどの原料がこの地球にあるのでしょうか?可能ですか?それとも別の議論をしなければならないのでしょうか?」

最もな意見であると感じた。今の世界は貧しい人達が存在しているから裕福な人たちが存在するのであって悲しい現実だが世界中のすべての人が裕福で幸せな生活ができる日はやってこない。これは断言できる。

そもそも世の中は非常に不平等なのだ。このことは海外に出ればすぐに感じることができる。

例えば日本のコンビニは期限切れになった廃棄食料を平気で捨ててしまう。その裏では食べ物がなくて死んでいってしまう人が世界中ではたくさんいるのだ。生まれた国によってこんなに差があるのかと常日頃から感じざるを得ない。

さらに日本国内に限っても同じことが言えるだろう。

裕福な家に生まれれば教育を受ける機会は多い。しかし経済的に貧しい家庭に生まれれば教育を受ける機会は確実に減ってしまう。

現実に裕福な家庭ほど子供の進学率や学力偏差値が高いことはデータではっきりしている。

人々は世界中の人すべてが幸せであれと願うが実際はそんな世界はありえないのだ。

2.「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ

この発言は人の欲の関心をついていると思う。

アンジーの周りの人の例を挙げてみる。

知り合いに年収2000万円の人がいる。彼は色々なビジネスをしている。しかし彼にはそのお金を使う目的はない。プライドが非常に高い彼の生きがいは自分の年収が高いという事を自慢すること。普段過労で疲れ切っている彼の顔は年収の話になると何十歳も若くなる。嫉妬と思われるかもしれないが彼を見ていると非常に哀れに思ってしまう。

一方フィリピンに住んでいるアンジーは様々なフィリピン人を見てきた。中には夫婦どちらともに仕事がなく今日食べる物もないくらいの貧困の家族もたくさんいる。日本でそんな状況なら絶望的だが、彼らからは全く絶望感が感じられず笑顔があふれていて何故か幸せそうに見えるのだ。

外国人は日本人は働きすぎだとよく言う。しかしそれは日本人にとっては至って普通なことなのだ。しかし外国人から見れば病気のごとく働いていると見える。

逆に日本人の多くは、例えばフィリピン人の生活スタイルなど到底理解できないだろう。

アンジーはフィリピンに住んでからは考え方がフィリピン人寄りの考え方になった。よくお金がすべてではないというが、お金はあくまで幸せになるための一手段に過ぎない。

そんな考え方も日本では中々理解されないのである。。

3.「お金があまりに好きな人たちには、政治の世界から出て行ってもらう必要あるのです。彼らは政治の世界では危険です。

お金が好きな人は、ビジネスや商売のために身を捧げ、富を増やそうとするものです。しかし政治とは、すべての人の幸福を求める戦いなのです。」

ムヒカ大統領らしい言葉である。

日本の政治家は日本人の平均収入よりも明らかに高い給料を貰っている。国の方針を決めていく重要な職業なので高い給料を貰うのは当たり前だろう。

しかし一つ疑問に思うのが平均収入よりも高い給料を貰っている彼らに一般人の意見が理解できるのかという件。

もちろん政治家の給料を下げるのにはアンジーは反対派だ。もし下げれば優秀な人材が集まらなくなってしまう危険性がある。

しかし日本の政治家は度々税金を使い込んだ政治家が干されるなどのニュースがよく出てくる。

やはり国民が政治家に期待するのは国民の事を第一に考えた政治家なのではないだろうか。

 

最後に日本の番組でムヒカ大統領が言っていたことを紹介する。

人間は必要なものを得るために頑張らなきゃいけない時もある
けれど必要以上のものはいらない
幸せな人生を送るには重荷を背負ってはならないと思うんだ
長旅を始める時と同じさ
長い旅に出る時に50キロの荷物を背負っていたらたとえいろんな物が入っていても歩くことはできない
よくわからないけど100年前、150年前の日本人は私と同意見だったと思うよ
今の日本人は賛成じゃないかもしれないけどね
今の日本は産業社会に振り回されていると思うよ
凄い進歩を遂げた国だとは思う
だけど本当に日本人が幸せなのかは疑問なんだ
西洋の悪いところを真似して
日本の性質を忘れてしまったんだと思う
日本文化の根源をね
幸せとは物を買う事と勘違いしているからだよ
幸せは人間のように命あるものからしかもらえないんだ
物は幸せにしてくれない
幸せにしてくれるのは生き物なんだ
私はシンプルなんだよ
無駄遣いしたり色んなものを買い込むのが好きじゃないんだ
その方が時間が残ると思うから
もっと自由だからだよ
なぜ自由か
あまり消費しないことで大量に購入した物の支払いに追われ必死に仕事をする必要がないからさ
根本的な問題は君が何かを買うとき
お金で買っているわけではないということさ
そのお金を得るために使った時間で買っているんだよ
請求書やクレジットカードローンなどを支払うために働く必要があるのなら
それは自由ではないんだ
けどそんな世界はとても難しいね
君は日本を変えることはできない
しかし自分の考え方を変えることはできるんだよ
世の中に惑わされずに自分をコントロールすることはできる
若い人は恋するための時間が必要なんだ
子供ができたら子供と過ごす時間が必要だし
友達がいたら友達と過ごす時間が必要なんだ
働いて 働いて 働いて職場との往復を続けていたらいつの間にか老人になって
唯一できたことは請求書をはらうこと
若さを奪われてはいけないよ
ちょっとずつ使いなさい
そうまるで素晴らしいものを味わうように
生きることにまっしぐらに

こんな考え方は管理人のアンジーにはもちろん一般の日本人では中々理解しにくい意見だろう。

しかし言っている意味は何となく理解できる。

今の日本人の多くはお金を稼ぐために働いている。自分の人生を楽しむためのお金を稼ぐんではなく自分の人生を楽しむ時間を作るために働くべきだとムヒカ大統領は言いたいんではないだろうか。

アンジーもこの番組を観て色々な働くという考え方に変化が出た。何のために働くのか、何を目的に働くのか。

 

ではまた次の記事で。バ~イ。

 

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FB:フィリピソ日記 Angie

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