フィリピンのホームレス家族に情が移ってしまった。。。

こんにちは。

フィリピンには沢山のホームレスがいることは皆さんもご存じでしょう。

僕もフィリピンへ来たばかりの頃は、タクシー越しに道端で生活しているホームレスの数に衝撃を受けていました。しかし多くの人からフィリピンのホームレスにお金を渡すのは彼らの為にはならないと聞き、お金を渡すのは本当に命が危なそうなホームレスを発見した時だけにしていました。

しかし引っ越ししたコンドミニアムの近くのセブンイレブンの端っこにいつも大きなごみ袋をベッド代わりにしている40歳くらいの父親と7、8歳くらいであろう可愛い少女(ここで言う可愛いとは単純に仕草が可愛いのであり、小児性愛者ではない。)のホームレス家族に情が移ってしまいました。

彼らは、人が通っても特に物を乞うことはせず、虚ろな目で通行人を眺めているだけです。

そんなある日僕は何を思い立ったのか、彼らにリンゴとバナナを買ってあげました。

渡したときに父親は深々と頭を下げ、娘は英語でセンキューベリーマッチと言いました。

なんとも謙虚な家族なんだ。今までフィリピンのホームレスに食べ物やお金を渡しても、それが当然かのように傲慢な態度で受け取られてきましたが、この家族にはリンゴとバナナのみ、お金は1ペソも渡していないのに丁寧にお礼の気持ちを伝えてきたのです。そして少女が可愛い。(性犯罪者ではない)

シングルマザーが多く存在するここフィリピンで貧困ながらも子供の面倒を見ている父親にも感心できる。

そんなこともあり、気が付くと、彼らの前を通る度に僕は食べ物やお金を渡すようになっていたのです。それはある意味で自己満足でもあり、人を助けている俺かっこいいというヒーロー気取り。まあ、結局は自己満足なわけです。

しかしたとえ毎日100ペソと食べ物を渡していても、彼らを貧困から救う根本的な要因にはなりません。もっと父親に職を与えて、少女に教育を受けさせるなどの抜本的な解決策が必要なのは火を見るよりも明らかであり、現状、僕が行っている行為は、彼らの将来に役立っているとは思えないのです。

かと言って僕が、ホームレスの父親に仕事を与えるような権力はないし、少女を小学校へ行かせるほど経済的な余裕があるわけではありません。結局はその日暮らしの手伝いをしているに過ぎないのです。

さらにこの家族を貧困から救っても、フィリピンにはもっと貧困な人達がいるわけで、さらに言えば日本にもホームレスはいます。もっと言えば、世界にはもっと貧困に苦しむ人たちがたくさんいるのです。

この結論に達した僕は貧困という問題に絶望し、僕にはこの現状を打破する力がないということを悟りました。そして、今自分がやっていることはただ単に自分のエゴであり、自己満足なのだということです。

冷静に考えれば、あのホームレス家族が貧困から脱出するのは非常に難しい現実です。父親はあの状況で職を得ることは難しそうですし、少女は小学校へ行く年齢にも関わらず一日中道端で生活しています。恐らくタガログ語は話すことができても簡単な計算すらできないでしょう。

するとどうでしょうか。彼女がしっかりした職に就くのは難く、貧困の連鎖が続いていくでしょう。もしかしたら簡単にお金を稼ぐために売春婦になってしまうかもしれません。

今は純粋な笑顔でセンキューベリーマッチと言うあの少女が将来は売春婦になってしまう可能性があると考えると、恐ろしいのです。

もう眠いんで寝ますが、この貧困の連鎖、どう思います????

 

ではまた次の記事で。バ~イ。

マニラについて質問がありましたら是非お問合せください。

mail:manila_angela@yahoo.co.jp

FB:フィリワールド Angie

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9 件のコメント

  • はじめまして
    >>結局は自己満足なわけです
    自己満足の何が悪いのですか?
    お金は・・・(極々一部子供に物乞いさせて親が薬…)

    私は素晴らしいと思います

  • 初めまして。
    記事を拝見させて頂き、ついついコメントしてしまいました。

    フィリピンに住んでいると心が折れることが多々あります。
    ホームレスに施しをするのも勇気がいると思うし
    ホームレスを無視するのもこれまた勇気がいると思う。

    その勇気に誰も批判はできないと思います。

    • コメントありがとうございます。

      フィリピンのホームレスの中には今にも死んでしまいそうなほど悲惨なホームレスがいますからね。。。

      その人たちを無視するのは心が痛みます。

  •  偽善でけっこう。やらない善よりやる偽善だ。
    とある漫画のなかの有名な台詞です。
    好いことをされたと、自分は思います。

    • コメントありがとうございます。

      そのようなコメントをいただき、わたくし、興奮が止まりません。

  • >冷静に考えれば、あのホームレス家族が貧困から脱出するのは非常に難しい現実です。父親はあの状況で職を得ることは難しそうですし、、
    Angieさん、
    本当に救いたいなら、Angieさん直接監視下で→バランガイIDとポスタルID取得→
    銀行口座開設→運転免許取得です
    あとはタンバイ親父本人が何とか仕事を見つけられるでしょう

    • コメントありがとうございます。

      父親は英語で話しても受け答えできず、生きる希望をなくしたような虚ろな目をしているんですよね。

      さらには皮しかないようなガリガリな身体つきで、とても働ける状態ではないと思います。

  • >父親は英語で話しても受け答えできず、生きる希望をなくしたような虚ろな目をしているんですよね。
    その様な状態では精神的にも崩壊又は生きる気力も無いんですかね?
    >さらには皮しかないようなガリガリな身体つきで、とても働ける状態ではないと思います。
    では、その娘さんの幸せを考えて、今は父親と過ごす時間を温かく見守る事が善いでしょうね。
    しかし、フィリピンにも幼児児童又は孤児を保護するプログラムが有りますから、今のうちに一度、市役所担当部署に相談される事も善行だと思います。
    又、日本系NGOも比国で幼児保護活動をしていますから、検索相談も善いと思います。
    いずれにせよ、少女はAngieさんと言う、生きた神様に出会ったんでしょう。

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